365日の恋。



「もうすぐ1周終わるな....」


窓の外を見ながらポツリとそう口にする。


....もう、着くんだ。


先輩といたら45分なんてあっという間。


「先輩、最後に一緒に写真撮りませんか?」


思い出がほしい。


先輩と私がこの日一緒にいた証が。


「いいよ」


断られるかと思ったがあっさり承諾してくれた。


スっと座っていた席を立って先輩の隣におじゃまする。


肩と肩の距離はもうゼロ状態。


私の心臓はトクントクンと音を立てる。


「そ、それじゃあ撮りますね」


───パシャ

シャッター音の音が妙に響く。


先輩と初めてのツーショット。

私の一生の宝物。


「あ、ありがとうございます先輩!先輩にも送りますね!」