「はい、目開けていいよ」
そう言われてそっと目を開ける。
観覧車に反射した窓で見てみると私の首元にはキラッと光るネックレスが着けられていた。
「せ、先輩!?」
これってプレゼント!
クリスマスの!?
まさか用意してくれてると思わなくて嬉しくなる。
「まぁ一応クリスマスだしな」
私の反応に満足そうな顔をする。
「あ、ありがとうございますっ....一生大切にします!」
今まで過ごしてきたどんなクリスマスよりも最高の思い出になった。
先輩は私を喜ばせるプロだよ
ずっとずっと大切にする....
こんな可愛いものを先輩が選んでくれたと思うとまた胸がキュッとなる。
今目の前にいるのは私で、1番近くにいるのも私....
なのに、先輩の想い人には届かない。
それがすごくもどかしい....



