そんな顔してますよ。
握っている拳に力が入る。
「先輩、その子のこと聞いてもいいですか?」
先輩が話してくれるまで待つつもりだったけどもう今すぐにでも聞きたい。
長年先輩に思われているその子を....
「いいよ、話す」
少し渋ってから先輩は話してもいいと言ってくれた。
そこからは先輩とその子の出会いと別れの話を聞いた。
───ポタ、ポタ
両手に自分の涙が落ちる。
先輩とその子の話を聞いて涙が止まらなかった。
私だったらそんな事しない!
先輩に悲しい思いはさせないそう思った。
「今はムカつくよりも会って姫と話がしたいそう思ってる」



