365日の恋。


「それと、改めて思いました....」


息をゴクッと飲む。

雰囲気のせいか妙に緊張する。



「私、やっぱり先輩のこと大好きです」


「いつもよりも真剣なトーンでそう言う。


一時も先輩の目を離さない。



「俺も、花園のことは好きだと思う....」



え.....


「だけど、それは好きだった子に重ねてるだけだと思うんだ」


申し訳なさそうな顔をしながらこちらを見る。



「どうしても重なってしまうんだあの子に」



.....''あの子''...


先輩の想い人。


気づけば聞いていた。


「....その子のこと今でも好きなんですか....?」


「分からない...けど、会えるのなら会いたいとは思う.....」


会えるなら会いたいか....


先輩、今自分がどんな顔して言ってるか分かりますか?



少し寂しそうで、でもとても愛おしいものを思い出すような顔。