「それじゃあお兄ちゃんまた明日来るね!」
明日なんて来ない約束を俺は知らずに交した。
「あぁまた明日!」
ドアが閉まるギリギリまで手を振る。
それが彼女を見た最後の日になるとも知らずに。
──翌日──
彼女がいつも来る時間帯に来ないことを少しおかしく思った。
いくら待っても彼女は来なくてきっと病気が悪化して今日は来れなかったんだとそう思った。
2日、3日、5日と過ぎていって、俺はようやくおかしく思った。
いくら待っても彼女は来ない。
俺は看護師さんに尋ねることにした。
「あの!いつも俺の病室に来てた女の子知りませんか!?」
焦りと不安が混ざりあって返答を急かす。
「あぁあの子ならもうこの病院にはいないわよ?」



