365日の恋。

「なぁお前、いい加減ここには来るなよ」

「え、なんで?」


分からないとでも言いたげな顔で首を傾げる。


「こんな所に来てばっかだとお母さんが心配するぞ!」


「大丈夫だよ?私もここに入院?してるから」


は?

こいつもここに入院してるのか....


確かによく考えてみれば病院に来すぎだよな、

こんなことにも気づかないなんて....


「それに、私やっとお話できる人が出来て嬉しいの」


「お前、ここに来て長いのか」


「うーん、わかんないでも誕生日はいつもここだったよ」



なんでこいつは笑ってられるんだよ。


そのとき俺の中のつっかえがストンと取れた気がした。


「お兄ちゃんは姫の王子様なの!」


突然何を言い出したのかと思ったけど、なんとなくそれに合わせてしまった。


「そうか、じゃあ姫は俺のお姫様だな!」


久しぶりに心の底から笑えた気がした。

このこともっと親しくなりたい。

そうゆう気持ちが芽生えた。