365日の恋。


最初はそう思ってた。


「お兄ちゃんのこと探してたの!」


そう、ニコニコとした顔で言うから困る。


「あっそ、それじゃあもう会えたんだからいいね、バイバイ」

「うん、また明日!」


あっさりと帰ってしまった。

やっぱりこいつも両親と同じなんだ。


明日なんて来るわけがない。


そう思ったのに、


彼女は次の日も次の日も俺のところを訪れた。



そして今日でもう1週間。



「お兄ちゃん来たよ!」

こいつが来るのももう慣れた。


最初はただの興味本意だと思ってた。


でも、こいつは毎回来る度に無視しているにもかかわらず、めげもせずにここに通う。