365日の恋。

〈side空河〉


───ブブッ

教科書やノートを広げ受験勉強真っ只中の中スマホから通知音がなる。


メッセージ?

普段LIMEなんか来ないから誰からなのか不思議に思った。


送り主は花園だった。


──ドクンッ


その名前を見た途端心臓が大きな音を立てた。


ハァーと息を吐いて内容を確認する。


【先輩お久しぶりです。勉強進んでいますか?
もし良かったら一日息抜きってことで私とクリスマス過ごしてくれませんか?】


クリスマスの誘い....

花園らしい内容というか....


きっと前の俺だったら既読もつけないで無視していた。


けど、花園に確認したいことがある。

俺はわざとOKした。

【25日なら空いてる】


......花園とは1ヶ月近くあっていない。


けどほんの数日前俺は花園を見かけた。

きっと向こうは気づいていない。



──あの日、あの瞬間、俺の目に写ったものは衝撃的なものだった。