「....ももちゃん、これ....」
大量にちらばった薬を見て困惑する圭人先輩。
あぁ、もう誤魔化せない....
と悟った。
圭人先輩は感がいい人だからきっと誤魔化しきれない。
「.....ぃ....ないで、ください」
今にも消えそうな声で一言。
「お願いです....先輩には言わないでくださいッ」
私が一番バレたくないのは月島先輩。
圭人先輩が知ってしまったら先輩にも伝わってしまうかもしれない....
それを恐れていた。
「お願い、言わないで....くださ、うっ....」
ズキズキと痛み出す頭はだんだん早く小刻みになっていく。
「ももちゃん、とりあえず落ち着いて薬飲んだ方がいいよっ....落ち着いたらゆっくりでいいから話してくれる?」
どこまでも優しい圭人先輩....
コクンッと頷いて薬を飲んだ



