ぶわっと体の熱が一気に顔に集中する。
薄暗いこの教室でもきっとわかる。
先輩に見られたくなくてフィッと顔を逸らせた。
「逸らすなよ」
逸らしたはずの顔を手でクイッと強制的に先輩の方へと向けられる。
「あ.....っ....、」
今にでも逸らしたいくらい恥ずかしい。
きっとこの顔の熱は先輩にも伝わっている。
「せ、せんぱ───ピロンッ」
限界っと思ったらタイミングよくメールが来た。
「め、め、メールですっ!」
バッと先輩から距離をとってメールを確認する。
「....圭人、先輩....?」
あっ!
私、圭人先輩と回る約束してたのに途中で抜けちゃったんだった!
や、やばい....
きっとすごく心配してるはず....



