「へーそれで、こんなになってんだ」
私の髪をくるくると自分の指に絡ませる先輩。
「全然似合ってない」
グサッ!
うぅ、分かってはいたけど先輩に言われるとダメージが大きい。
「わ、わかってますよそんなこと、」
そんなの自分が一番わかってる。
いつもは巻かないストレートの髪はくるくるに巻かれて、
メイクなんかしたことない顔にはバッチリとした少し濃いめのメイク。
こんなに可愛く着飾っても元がこれだからなぁ
メイクとかがもったいない気がする。
「....そんなに凹むなよ、冗談だから」
私が落ち込んで見えたのかポンポンと頭を撫でて弁解する。
「いんじゃねーのそうゆうのも、可愛いよ」
「......へ?」
可愛い?
先輩からの初めての可愛い。
心臓が止まるかと思った。
ううん、ドキドキし過ぎて壊れそう。



