最初は告白する子も途絶えないほどだったけど今では告白する子もいないとか。



みんな恐れ多いから観賞用として遠くから見ているだけが主流だとかも言っている。




そんななか告白したわたしはやっぱりあっけなく振られた。




けど......わたしは諦めるつもりはない!



去ろうとした先輩に叫んだ。




「先輩!......わたし、諦めるつもりないんで...っ」


止まってくれたり振り向いたりしてくれることは無かったけど、確実に聞こえてるはず。



──宣戦布告ですよ!センパイ。