365日の恋。

「あ、はい....大丈夫、です」


本当はもう少し先輩が来るのが遅かったらと思うと怖かった。


だけど心配かけたくなくて嘘をついた。



「......」

圭人先輩がこちらを見て黙る。


次の瞬間にはクラスの民がこちらに駆け寄った。

「大丈夫花園さん!?ごめんね怖くて助けられなかった....」


みんなも知っていたようで心配そうに聞いてくる。


それはそうだよね....

あんだけ騒げば目立つよね、


「ううん大丈夫!私の方こそさわがせてごめんね、早くみんな持ち場に戻ろう!」


何とか場を和ませたくて明るく言う。


みんなは「でも、」って顔しているけど押し切った。


「ほらほら、せっかくの文化祭なんだから!私、休憩行くついでに宣伝してくるね」


私がいるとずっとこの空気になると思って教室を離れた。


「ほら、先輩行きましょ!」