365日の恋。

〈side空河〉

──それはほんの少しの違和感だった。



また水曜日がやってきた。


はっきりいって会いたくない。


まだすっきりとしない心の状態で、会ったらまた掻き回されてしまう。



そう思っても足が進む。

気づけば屋上。


俺が来てから3分後ぐらいにそいつはやってきた。



「せ、先輩っ!おまたせしましたっ」


......なんか変じゃないか?


声色がいつもと少し違って聴こえた。

それに、顔色もあまりよさそうじゃない。


もともと、色白だが今日は少し青白く見える。