....今日は水曜日。
いつもなら嬉しい日なのに、今日はそうでもない。
窓の外を見てみると薄暗く曇っている。
まるで、私の気持ちのよう....
「──園....」
「花園──」
「花園桃!」
「はっはい!」
思いっきり自分の世界に入っていて先生に名前を呼ばれているのが気づかなかった。
「はい、立たなくてよろしい」
「は、はい....」
あ〜恥ずかしい〜
今のわたしの失態で、クラス中が笑っていた。
前を見ると、朱里が後ろを向いて口パクでどんまいって笑いながら言っていた。
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