【今日の昼休み屋上に来い】
結局俺はメールで呼び出すことにした。
いつもなら絶対に俺からメールなんてしないし呼び出すこともしない。
....そういえば花園からメール来たことないな。
交換した時は毎日来ると思ってたけど。
まぁ俺にとっては好都合だがな...
手すりによっかかりながらそんなことを考えていると扉の開く音がした。
──ギィーッ
「お待たせしました先輩」
ん....?
なんだか、いつもより声のトーンが低いようなまぁいいか、
「突然呼び出して悪かったな」
「いえ、大丈夫ですよ」
なんだかさっきからこいつに違和感を感じる。