「もちろんだよ」
手を軽く握ってくれる。
きっと安心させるために握ってくれてるんだよね。
その心遣いがとっと安心する。
そしてわたしはその好きな人の名前は伏せたままこれまでの事やデートのこと、そして今日起きたことを話した。
話していて涙が止まらなくなったけど坂下先輩がハンカチを差し出してくれて、
ゆっくりでいいよって言ってくれたから最後まで話すことが出来た。
「話してくれてありがとう。きっと人に話すには勇気がいることだよね、俺を信じて話してくれてありがとう」
「うぅ〜っこ、こちらこそ聞いてくれてありがとうございます」
坂下先輩だから、話すことが出来た。
坂下先輩に出会えてよかった。



