....どうしよう。 立てる?と手を差し伸べてくれた坂下先輩。 わたしはコクっと頷いて先輩の後をついて行った。 今は繋がれたままの手に意識が行かずただボーッ と引かれる手について行くだけ。 ──ガラガラッ。 どこかの空き教室に入った坂下先輩は、そこにあった椅子にわたしを座らせた。 「よいしょ。で、何があったのかな?」 わたしの目線を合わせるようにしゃがみこんだ。 「無理に話せなんか言わないからさ、花園さんが落ち着くまでそばにいてもいいかな?」 とりあえずコクっと頷いた。