そう言われて私達はそれに乗り込んだ。 少しづつ上へと上がっていく。 ガタゴトと音を鳴らしながらゆっくりと。 先輩、今日は楽しかったですか? ほとんど無言であんまり喋らなかったけど、つまらなかったですか? ....そう言えたらいいのに。 無言で窓の外を見る先輩はちっともこっちを見てくれない。 その瞳には、わたしは写りませんか? 「.....先輩、今日も大好きです」 笑顔でそう言っても何も言ってくれない。 それでも好き。 今日デートしてくれたのも嬉しかった。