365日の恋。


──そうして映画は終わった。



少しづつ照明が着いていく。


震えはどうにか収まった。


きっと先輩は映画に夢中で気づいてないよね。


「せ、先輩面白かったですね!」


一瞬声が震えた。

ヤバっ今のバレたかな?


「あぁそうだな」

せ、セーフかな?





──映画を見たわたし達はこの後お昼を食べて、少しお買い物をした。


この時の時間はいつもの倍早く感じた。


気づけばもう夕方。


先輩との別れの時間も迫ってきている。



「.....先輩。最後にあれ、乗りませんか?」


それに指をさした。


「あぁわかった」







「お足元お気をつけてお乗り下さい」