嫌われるべくオタク愛爆発させたら友達にされてた件。

「つばきs「えぇぇぇぇぇぇーー!!!!!」

耳キーンなりましたぜ、椿さん。

女の子は可愛いけど叫ぶと耳がやられちゃう…。

というか完全復活って感じ?

「お、覚醒しましたk「覚醒しましたか?じゃないわよ!えっ?理翠、吉良くん知らないの⁉︎あの吉良皇輔くんを⁉︎」

「た、ぶん。同じクラスの男子、でしょ?……ダメだ。クラスこ男子は私周辺の男子3人と室長の苗字しか把握してないんだよねー。」

「う、嘘でしょ…。他クラス、他学年ならまだしも吉良くんを知らないなんて…」

そんなに有名人なの?ってか私、クラスの名前全然覚えてない酷い人間みたいになってない⁉︎
ここは弁解といこうじゃないか。

「でも、クラスの女子は半分以上覚えてるよ!」

「本当に知らない訳?」

あ、無視された。悲しい…。泣く。

ぴえんぴえん

とまぁ、ふざけるのもここまでとして仕切り直そう。

「そんなに有名なの?」

私の質問に呆れた顔をする椿。

だって仕方ないじゃん!この学校の女子が皆可愛いいのが悪いんだもん!