キミだけは推さない、!( º言º)



「失礼します」


保健室に入ると、先生の姿がない。


「あれ。……遅かったかな」


置いてある教材らしきものを発見。

これを運べばいいんだな。

量的に一人で持てる。


「俺ここで寝てようかな。アキラが学校終わるまで」

「ちょ……! 勝手にウロウロしないの」


ナナセがカーテンをあけて、ベッドに入る。

自由すぎる。


「ねみいし。ちょうどいい」


よくねーよ。


「先生戻ってきたら学年とクラスと名前聞かれるよ……!」

「適当にやり過ごす」

「さすがにバレるから」


――――ガラッ


「あら。誰か来てるの?」