「写真撮りましょう」 「ケーキ切り分けてくれる?」 「はい、ただいま」 亜依たちも、今頃パーティー楽しんでるかな。 目当てのイケメンには出会えたろうか。 「寂しい女の集いの方に行きたかったか」 「……そんなこと言ってない」 「ありがとな」 「え?」 「あんなに楽しそうな母さん。久しぶりに見た」 ナナセは、知らない。 ナナセがいない日も、ママさんは、テレビに映るナナセを見てとてもいい笑顔になっていること。