カン…カン…カン 聞きなれない音で目を半分あける。 明日は仕事が休みだから、アラームの音では ない… カン…カン…カン… 物音は続く。 どうやら窓の外から聞こえるようだ。 重たい体を起こし音の招待を探りにいく。 窓に近づいたタイミングで『それ』はいきなり 目の前に飛び込んできた。