「俺のものってわからせると 言ってましたけど…… そういうこと……ですか……?」 ベッドの上で 上半身を起こして座っているみくるは 掛布団を、鼻の位置まで上げ 不安そうな目を、キョロキョロさせている。 「だから! 違うから!」 俺が両手をオーバーに振って 全否定しても みくるは小刻みに、体を震わすだけ。 あ~あ~。 どうすれば、 変態男の誤解が解けるんだよ! 眼鏡をはずし 目をこすりながら、考え抜いた俺は。 「ちょっと待ってろ!」 再び、真っ赤な眼鏡をかけ みくるの部屋を飛び出した。