彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目





「氷牙、みくるちゃんと同居なんかして 
 本当に大丈夫なわけ?」


綺月の心配声が、俺の心をざわつかせる。




挙式前までの俺は

みくるが傍にいてくれるだけで
良いと思っていた。




抱きしめられなくても。

キスできなくても。


総長に取られる前に

俺の元に置いておければ良いって
思っていた。



でも……


俺の考えは浅はかだったって
気づいたのは

ドレス姿のみくるを
瞳に焼き付けた瞬間で。



みくるに触れてはダメと思えば思う程

触れたくて、
たまらなくなってしまった。