「氷牙、みくるちゃんと同居なんかして 本当に大丈夫なわけ?」 綺月の心配声が、俺の心をざわつかせる。 挙式前までの俺は みくるが傍にいてくれるだけで 良いと思っていた。 抱きしめられなくても。 キスできなくても。 総長に取られる前に 俺の元に置いておければ良いって 思っていた。 でも…… 俺の考えは浅はかだったって 気づいたのは ドレス姿のみくるを 瞳に焼き付けた瞬間で。 みくるに触れてはダメと思えば思う程 触れたくて、 たまらなくなってしまった。