「そっか、そっか」と 綺月は一人で納得している。 でも、綺月の言葉を理解するのに 俺には多少の時間がかかって…… 首を右に左に傾けながら 自問自答すること1分後。 ――俺は、人間とは別物だから みくるに惹かれたのか。 3つも年下の高校生の言葉に やけに深く、納得をしてしまった。 「でも氷牙、気をつけろよ」 高校生とは思えない大人びた目が 俺の心に訴えかけるように 突き刺さってきて。 「何のことだよ?」 俺は疑問を吐き出したまま、 綺月の目を、逸らすことができない。