私は総長に駆け寄り。 腕を引っ張り。 氷牙さんに背を向け。 総長をギロリ。 イヤミなほど冷酷な視線を、 総長に突き刺す。 「すばる君~、学校に入ろっか~」 「睨まないでください。 僕は姫の、 ハチャメチャな笑顔が、好きなのですからね」 早く高校の門に、総長を押し込めようと 力の限り背中を押す私。 総長は、従うように 素直に足を動かしてくれている。 とりあえず、 総長をこの場から排除して。 氷牙さんに駆け寄って 私は普通の女子高生なんだって 思い込ませなきゃ!!