「氷牙さん。電車で見た私のことは、
記憶から抹消してください!」
「無~理~!」
「お願いですから!!」
オイ、みくる。
リスみたいに、ほっぺを膨らまして
俺の腕を、ボコボコ叩くなって。
攻撃チックなみくるが可愛すぎて。
更に更に、イジメたくなって。
めちゃくちゃ、溺愛したくなるから。
「俺が、忘れたくないんだよ!」
心臓が
自分の物とは思えないほど、飛び跳ね
恋に落ちた、あの感覚。
どんな手を使ってでも
この女を手に入れたいと思った、
あの欲望。
あの日。
大好きな女の沼にハマったことは
絶対に絶対に、忘れたくない!!
みくるとの思い出は
嬉しかったことも
思い出すのが苦しすぎる、出来事も
全部全部、俺の心の中の宝箱に
大切に残しておきたいから!!



