彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目





近所迷惑なほど
大声を張り上げてしまった私。



緩んだ氷牙さんの腕から、飛び出して

自分の部屋に逃げ込もうと、
ドアノブに手をかけたのに。




「俺だって、
 みくるの傍に、いたかったんだよ!」


ゴツゴツした手で、腕をつかまれ。




「今も大好きでたまんねぇんだよ。
 みくるのこと」


氷牙さんの胸元に、引き寄せられ。




「どれだけ俺が、オマエに惚れてるか
 わからせてやる!」


肺が潰れて息苦しいほど
力強く抱きしめられたから

自分の部屋に逃げ込むなんて、
出来なくなってしまった。




私の傍にいたかった?

私のことが、好き?




信じられない。

絶対に信じない。

信じたくない。



氷牙さんの言葉を信じて
また傷つくのは……

絶対に嫌なんです!!