一度口から出た、憎しみの想いは あふれ出したら止まらない。 怒鳴り声も飛び出てしまう。 「心臓が痛くてたまらなかった 1年前だって。 今日のパレードの時だって。 泣いてる私を無視したのは、 氷牙さんじゃないですか!」 私の涙腺が緩む。 「救急車を待っている時だって 激痛だったし! 心細かったし!」 悔し涙が 瞳に滲みそうになるのが嫌で、 声をさらに荒げてしまう。 「氷牙さんに、 ずっと傍にいて欲しかったのに!!」