彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目




「えっと……どうしよう……
 まずは……えっと……」



頭の中がパニックすぎて

腰まで伸びた赤茶ウエーブ髪を
振り乱してしまう。




「まず、風呂に入って来い。
 その間に、
 朝食を用意しておいてやるから」




氷牙さんは

「タオル、洗面所の棚の中な」と

私の頭を優しく撫でると。



「安心しろ。
 学校までは、俺がバイクで送ってく」


乱暴に私の鼻をつまんで。



「責任もって、みくるを高校に通わせるのも。
 新郎の役目だからな」


イジワルっぽい笑顔を残し

このイチゴ部屋を出て行った。