「えっと……どうしよう…… まずは……えっと……」 頭の中がパニックすぎて 腰まで伸びた赤茶ウエーブ髪を 振り乱してしまう。 「まず、風呂に入って来い。 その間に、 朝食を用意しておいてやるから」 氷牙さんは 「タオル、洗面所の棚の中な」と 私の頭を優しく撫でると。 「安心しろ。 学校までは、俺がバイクで送ってく」 乱暴に私の鼻をつまんで。 「責任もって、みくるを高校に通わせるのも。 新郎の役目だからな」 イジワルっぽい笑顔を残し このイチゴ部屋を出て行った。