彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目




俺は、今一番知りたいことを
蓮見さんにぶつけた。




「この本に、
 悪魔と他の種族が、結ばれた事例は、
 載ってるんですか?」


「いくつかね」




ほんとかよ?



じゃあ

俺とみくるが、成功事例を実践すれば

みくるを死に追いやることも
なくなるってことだよな?





心に灯された、めまぐるしい期待。




――今すぐ、みくるに会いに行きたい。


俺の足を動かすほどの、
原動力だったのに……




「それが、人間界の女性に有効かどうかは、
 わからないけどね」



愁いを帯びた、マネージャーの声に


頂上にいた、俺の期待感は
一気に急降下。


地面に突き刺さり、木っ端みじんに。