「まさか氷牙が、1万年前に滅んだ 魔族だったとはね……」 俺ら魔族は そんな昔に滅びてたんだ。 知らなかったぁ…………って。 「なんで、俺が魔族だったって 知ってるんですか?」 「千柳に、相談されたの。 その前から、 氷牙は「人間らしさが薄い」とは 思っていたけどね」 あの、浮世離れした 蜜甘御曹司め…… いくら秘書として働く俺の 雇い主だからって 俺の秘密を、勝手に暴露するなよな! …………んっ?? 「1万年前に……滅びた……?」 俺って、時空まで飛び越えて 転生してたわけ?