驚きが強すぎて 目をガバット開いて 口もあんぐり開けた俺に。 「私は、正真正銘の人間よ」 蓮見さんは、フフフと笑っている。 「じゃあ……なんで……?」 魔法界の文字で書かれた本が、 こんなところに…… 「私の旦那さんが、 魔法界の王子ってだけなの」 蓮見さんは、 テヘっと舌を出したけれど 俺の体は、驚きで固まったまま。 脳だけが、急速回転で動いている。