彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目




俺を置き去りにしたような
トークの後

千柳は、逃げるように
控室から出て行った。






何なんだよ?


元マネの最後の任務って?



全国デビュー目前の、ゾルックのリーダーに

『喝!』を入れに来たとか?





やめてくれ……



このアラサー美魔女。



怒りが噴火すると

あの千柳でも鎮められないほど、
恐ろしいから。







椅子に座ったままの俺。


何について怒られるんだ?と、
ため息の連呼が止まんない。




蓮見さんはコツコツ鳴らし
俺の前まで来ると

バックから、分厚い本を取り出し



「これね、結婚祝いのお返し」


俺の前にある机に、ドンと置いた。