千柳……
オマエ……
「俺が悪魔から人間に転生したって、
知ってんだろ?」
「まぁね」
「どう見ても
俺に天使要素は、皆無だよな?」
「あるよ、あるある」
「どこにだよ?」
「それはね……」
千柳は、机に頬杖をつくと
薔薇が似合う貴公子笑顔を、
もっとユルユルにして
ぽわっと、微笑みの花を咲かせた。
「心の中が苦しすぎるくせに、
俺の心配する氷牙って。
心が清らか天使にしか、見えないよ」
「なっ///」
褒めが
ストレートすぎだっつうの。
俺は、こういう褒められ方をされると
ゾゾゾと鳥肌が立つって
知ってるだろ?



