彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目




なんでって、オマエ。


『パレードが終わったら
 1秒でも早く家に帰って

 久々に雪那に、抱き枕を
 してもらうんだぁ~』って

 この1か月、
 ずっと待ち焦がれてたじゃん!





月を見ながら
アップルパイを食べさせ合って。



東京の寮の自分の部屋の壁を
好きな女で埋めつくすために

隙あらば、
高級カメラで、彼女を隠し撮りしまくって


遠距離恋愛の寂しさを、誤魔化す!って
張り切ってたじゃん。






「俺に付き合ってる時間なんて、ムダだろ?
 もったいないだろ?
 だから、早く帰れ」




千柳は
プッと噴出し笑いをこぼすと。


「氷牙って。
 悪魔と天使、どっちなの?」


控室に反響するほど、大声で笑い始めた。