彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目





オロオロと動揺したように、目を泳がせる私。

氷牙さんは、そんな私を見逃さない。



サラサラな前髪を、指で横に流しながら

ニヤリと、悪そうに微笑んだ。




「顔を近づけられたくらいで、テレてるの?」


「テレてません!」


「じゃあ、
 どこまで顔を近づけられるか、やってみる?」



「やりません!」



私は体中の力を、両手に集め

私の頬にくっついたままの、
氷牙さんの手をはぎ取った…………のに。




ひゃっ! 待って、待って!

私、全力で拒否したじゃん!!



これ以上、私に近づかないでよ///

心臓が、もたなくなっちゃうから///




私の鼻を、彼のサラサラ髪がくすぐる。


だから、
氷牙さんの端正な顔、近すぎだから!!