笑い上戸の課長に甘え、 総長と二人で、会社を出る。 どこに連れて行かれるのかは わからない。 私はただただ、自転車を押して 無言のまま歩く総長の、 2歩後ろを歩く。 見慣れた道。 使い慣れた道。 その先には、 私の住むボロアパートがあって。 自転車置き場に 自転車を止め終えたところで 総長が振り返った。