彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目




「アハハ~ 
 なんか、おかしい。アハハハ~~」


「みくる、笑いすぎ!」


「だって……」



見た目は
『仕事ができる男』って感じなのに。


ガキっぽいところが、見え隠れして。

可愛くて。親しみがわいて。


萌え笑いが、止まらないんだもん。





氷牙さんは、笑いが止められない私に
人差し指を突きつけてきた。



「俺の発言の意味、わかってるの?」


ワイルドな低い声。




「世界中の女の中で、
 俺はみくるを選んだってこと。
 ちゃんと理解しろよ!」



強い意思が揺れる、優しい瞳。



甘さと男らしさが混ざり合った目で
見つめられてしまったから


視線が絡まったまま。

私は、目を逸らせない。





この、熱のこもった視線が苦手だ。



男らしくて。

ワイルドで。

でも、優しくて。



私の『女』の部分に溶け込むと
化学反応が起こり

心臓が暴れ出してしまうから。