『氷牙、安心しろ。 今、マネージャーが、 救急車を呼んだからな』 「……ああ」 『俺らが今すぐ、その公園に行ってやるから』 「……ああ。……わりぃ」 頼りがいのある 綺月の力強い声に救われ 俺は、安堵のため息を吐き出す。 救急車、一刻も早く来てくれ! 1分でも、1秒でも早く! お願いだから! マジで頼むから! 俺の目の前には 「うっ…痛いっ!痛いってば!」 痛みの大波に襲われるたび、 叫び続ける、みくるがいて。 俺は、スマホを耳と肩で挟んだまま みくるをギューっと抱きしめた。