「みくるの心臓が止まったせいで、
俺がオマエに誓ったことも、
忘れてんじゃないだろうな?」
布団を拳で叩きながら
怖い顔で、私を睨まなくても……
って。
…………ん?
「私、心臓が止まったんですか?」
「一瞬だけな」
マっ……マジですか??
お金もない。
まともな家族もいない。
でも、健康だけは
あり余るほど持っている、私なのに。
死にかけたんだ……
でも……
「生きてて良かったぁ~」
「俺の質問、
なかったことにす・る・な!」
口を尖らせた悪魔に、
頭をグーでぐりぐりやられ。
「…、痛っ」
「本気で、俺の妻になる気があるのかよ?」
ふてくされた子供のように、
氷牙さんが唇を突き出したから。
フフフ。
やっぱり可愛い///
ギャップ萌えで、
ついつい、噴き出しちゃった。
笑みがこぼれた、ゆる顔をしていたら
氷牙さんを、いじりたくなってきたし。



