彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目




「みくるの心臓が止まったせいで、
 俺がオマエに誓ったことも、
 忘れてんじゃないだろうな?」



布団を拳で叩きながら

怖い顔で、私を睨まなくても……



って。



…………ん?




「私、心臓が止まったんですか?」


「一瞬だけな」




マっ……マジですか??




お金もない。

まともな家族もいない。


でも、健康だけは
あり余るほど持っている、私なのに。


死にかけたんだ……




でも……

「生きてて良かったぁ~」


「俺の質問、
 なかったことにす・る・な!」



口を尖らせた悪魔に、
頭をグーでぐりぐりやられ。


「…、痛っ」


「本気で、俺の妻になる気があるのかよ?」


ふてくされた子供のように、
氷牙さんが唇を突き出したから。



フフフ。

やっぱり可愛い///



ギャップ萌えで、
ついつい、噴き出しちゃった。




笑みがこぼれた、ゆる顔をしていたら

氷牙さんを、いじりたくなってきたし。