『今日は、実家に帰ります』 氷牙さんのリビングに置手紙を残し 乃々の家に、一晩泊めてもらったけれど。 朝起きても 氷牙さんと決別する勇気なんてものは、 湧きおこってくれなくて。 ずっと一緒にいて欲しいなんていう 乙女っちくな感情が、盛(さか)りはじめ。 時間が経つほどに、好き色が濃くなって 未練お化けにまで、憑りつかれる始末。 氷牙さんのアイドル人生を考えたら 氷牙さんの前から姿を消すのが 一番良いって わかっているんだけどな……