彼の溺愛 致死レベル ゾルック 四人目




照れ隠しで、
床に視線を逃がしていると


「0.1%が……」


今度は総長が、言葉を詰まらせた。



なんで
総長まで、顔が真っ赤なの??





「僕にとっての『0.1%』が……
 姫のことだって言ったら……」


「……?」


「姫は……氷牙さんを……
 捨てられますか?」








恥ずかしさだけで紡がれたような
総長のテレ声が、
私の耳を通り抜ける。




総長がなんて言ったのか、
全文が思い出せない。



私の脳に残ったのは
『氷牙さん』という名前だけで……


頭の中は、疑問符だらけで……




……
……

えぇぇっ??




今、総長が……

「『氷牙さん』…って……言った??」