「え、ちょ、、なんで泣いてるんすか!っていってぇ、、、」
私に手を伸ばした和樹だったけどどうやら痛いらしい
まぁだよね
「あれ?俺生きてる?え?生きてる???」
急にキョロキョロしだした和樹
「あ、違うか。俺死んだのか。ってことは姫と玲夜さんも、、、」
「いや違うから。生きてるから」
玲夜の鋭いツッコミにびっくりする和樹
「いやいや!!だって俺心臓刺されたんすよ!!っていってえぇぇぇぇ、、、」
「うん。落ち着け。動くと痛むんだから動くな。」
「あい、、、」
「お前は生きてる。もちろん俺達もだ。ちなみに刺された場所は心臓じゃなかったらしい。」
そうだったんだ。私も初知り
「よかった、、、俺生きててよかったっす、、」
そう言いながら目元を抑える和樹
「和樹、おかえり」
「姫さん、、ただいまっす!!!あ!総長!あー!!いてぇ!!!!!」
「ふふっ」
「ふっ、たくさん寝てさっさと龍音に帰ってこい」
「はい!あ、姫さん帰ったらバイクの後ろ乗せてくださいね」
「はいはい」
なんで適当に返事をしたら「絶対ですからね!」と叫ばれた
もちろん叫んだあとは痛がってたけど
今回の戦いで重傷だったのは和樹だけ
その他のみんなは炎舞とかも合わせて軽傷だったって玲夜から聞いた
よかった。これでほんとに終わったんだ
「俺たちがあと残ってるのは受験だな」
なんて言う玲夜
受験かぁ
嫌だなぁ、、
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