そう言うと沈黙が走る


「、、ありえるな」


「だよね、、」



もしかしたら青楼は私たち幹部が年に一度集まることを知っているのかもしれない



そしてその日がいつなのかも



きっとそれを狙ってくるはず



てことは危ないのは下っ端と鳳竜だ



「どうする?ほかの日にずらすか?」


「いや、やろう」


「でも下っ端たちは」


「考えがある」


そう言うと黙る玲夜


「来週私たちは予定通り集まる。本来龍音の下っ端たちは炎舞の倉庫に行くけど今回は鳳竜の倉庫へ。炎舞、翠苑、雷神の下っ端たちは強いからそのまま各倉庫で。」


「なんで龍音の下っ端たちを鳳竜に?」


イマイチ分かっていない香純に詳しく説明する



「鳳竜はまだ全国クラスの強さ。対して青楼は武器を使ってるけど一応世界ランク。鳳竜が危なさすぎる。」


「そーゆーことか!うん!そうしよう!」


香純の言葉に頷くみんな


「じゃあ、玲夜は炎舞に。稜は翠苑に。陸は雷神に連絡して」


「おう」「分かった」「おっけー」



「美夢、麗奈はどうするの?」


あー、どうしよう


翠苑の姫である麗奈も幹部と一緒にここに来る




「んー」


「玲夏たちに頼めば?」


「ん?あー、その手もある」


なんて玲夜に返す



ぶっちゃけ族を引退した人達に頼むのは気が引ける



だけど玲夏ちゃんと海なら安心して麗奈を任せられる



「うん。そうしよう。今日帰ったら海に話しとく」


「おう」




嫌な戦いが始まるんだな


それに銃があるかもしれない


今度こそ私がみんなを守らなきゃ


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