お昼休憩になり、田中マネと吉岡さんがみんなを呼びに来てくれた。
俺は出来上がったカレーの鍋を覗いて仕上がりを確認する。
結構煮詰めたらしいカレーだったけど、ジャガイモはドロドロに溶けていなくて良かった。大きめに切っておいて正解だな。
俺はマネージャー二人に
「上手にできてんじゃん。やっぱ俺が手伝っただけあったな」
なんて、上から物を言ってみた。
すると田中マネから
「啓太が手伝ってくれると早く完成するから明日は最後まで手伝ってよ。買い出しは料理のできない奴らに任せてさ」
「まぁ、いいけど。優菜仕込みの腕前だからな、任せとけ!」
「えっ?啓太って料理も優菜先輩から教わってるの?どんなお付き合いしてるのよ、啓太たちって。なんか興味あるわー」
「いいだろ、人それぞれってやつだよ。お子様には分からないだろうな」
「よし!啓太と一緒のテーブルで食べよう。優菜先輩の話を聞かせてよね。あとは小百合ちゃんと、もう一人は・・・豪せんぱーい!こっちの席空いてますから!!」
合宿所の食堂は4人席のテーブルがたくさん並んでいて、田中マネが勝手に4人を決めて席をまとめた。
チッ!なんで豪先輩と昼飯食わなきゃならないんだよ。恨むからな、田中マネ!



