啓太はサブコートでの練習を再開し、私は豪くんの待つ2階席へ。
2階には豪くんだけじゃなくて、北高校のバレー部も揃っていて。
なぜか私を中心にして北高校の人たちに囲まれる格好になった
「豪くん、試合終わったのに帰らないの?」
「啓太たちの試合を観てから帰るよ。最初からそのつもりでバスに待っていてもらってるから」
「そうなんだね。啓太が豪くんと一緒に試合観てって言ってたの」
「あいつ、優菜を心配してるんだよ。あの女たち、優菜が啓太を引っ張って行ったから文句言ってたし。啓太もそれを察してたんだろ」
「なんか怖いね。豪くん、一緒にいてくれてありがとう」
「豪先輩だけじゃないっすよ。俺たちも優菜さんのボディーガードしますから」
「やっぱり、斉藤にはもったいねぇ」
「くすっ。まだそんなこと言う?」



