年下のかわいい後輩くんが彼氏になりました


試合会場は前回の春の大会と同じ総合体育館。電車で移動。

前回と違うのは、2階の席にいる沢山の女子。

えっ!凄い数の応援じゃない?どこの学校の応援なんだろう。

その女子の数に圧倒されて、私は端の方の席に座りコートを覗く。

コートでは啓太たちと豪くんたちが試合前の練習を開始していた。

私たちの席の近くで見学している女の子たちの会話が聞こえてくる。

「Keiって、あの12番じゃない?」

「そうだね、あの人だね。本物もかっこいいねー」

「えー、私は雑誌の笑ってる顔の方が好きだけどな」

啓太のことを話題にしてて。

もしかしてこの大勢の女の子たちって、啓太目当て?

まさか。嘘でしょ?

「キャーッ!Keiがこっち見たよ。マジでかっこいい」

「雑誌じゃ分からなかったけど、背高いよね。それポイント高いわ」

「読モやったらすぐに人気出るよね。今のうちに知り合いになっておこうよ」

あー・・・頭が痛い。私の蒔いた種がこんなことになるなんて。